「会社を売りたい人へ」  株式会社マース・タックスコンサルティング


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会社を売りたい人へ

Q.お早うございます。今日はどんなお話を聞かせて戴けるのですか。

A.今日は会社を売りたいオーナーへのアドバイスです。

Q.それはM&Aのお話ですね。

A.そうなのですが、会社の株を売る時に税引後手取額をいかに大きくするかというお話です。


Q.私はあまり株式投資をしたことがないので良くわからないのですが、なにか1%くらいの税金を取られたような気がします

A.個人株主が上場会社の株式を譲渡する場合には、譲渡金額に対し、1.05%の税金を支払う方法と譲渡利益に対し26%の税金を支払う方法を選択できます。


Q.どちらがお得ですか

A.ケースバイケースですが、少額の投資なら1.05%の税金の方が確定申告などの手続きなどを考えると簡単でお得なのではないかと考えます。
今、仮に1000万円の資本金で作った非上場の会社が一億円で売れるとします。
この場合は譲渡益に対し26%の税金がかかりますから、譲渡利益9,000万円に26%をかけると2,340万円となります。
仮に上場会社ならば譲渡金額1億円に対し1.05%をかけて105万円の税金との比較ですから、105万円の方が明らかに有利です。

Q.そうすると上場会社の株式を持っているほうが選択があってお得なのですね。

A.そうです。今日の話のポイントは実はそこにあるのです。
何らかの事情で多額の非上場会社の株式を譲渡する場合には、譲渡するときに現金をもらわずに上場株と交換してもらえれば税金が少なくなるチャンスがあるのです。

Q.どうすればそういうことが可能になるのですか。

A.商法では合併と株式交換という制度がありますが、いずれも買収相手の株と自社株を交換する取引です。
このとき、一定の条件を満足すれば株と株の交換は非課税です。
その後、時期を見て交換により手に入れた上場株式を譲渡すれば税金が少なくて済むわけです。

Q.お金持ちは考えることが多くて大変ですね。

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