「ハゲタカファンドのお話」  株式会社マース・タックスコンサルティング


Top会社案内

印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |



国際税務・組織再編成・M&A等の複雑系税務コンサルティングは、 マース・タックスコンサルティング


ハゲタカファンドのお話

Q. お早うございます。今日はどんなお話を聞かせてもらえるのですか。

A. 今日はハゲタカファンドのお話です。

Q. 何か聞きなれないテーマですね。一体どんなものですか。

A.谷口さんにとってハゲタカってどんなイメージですか。

Q.そうですね、死にそうな獲物をみつけてじっとそのうえで待っている鳥ということでしょうか。

A.まさにそのとおりです。不況で弱った会社から資産を現金で安く買い取り、その資産を転売することにより利益を得ることを目的として多数の投資家からお金を集めたファンドのことを言います。

Q. 何かえげつない商売ですね。

A. しかし売る側に立てば、儲からないビジネスを続けていても仕方がないでしょう。
その資産を見切り処分して損をしても、他に儲かるビジネスに資金をつぎ込むほうが正しい経営判断というものです。

Q.でも、ハゲタカファンドの方はどうして高く転売できるのですか。

A.ここが彼らのノウハウですが、ある特定の分野について彼らは相当の経営ノウハウを持っています。
彼らは購入した資産を高く売れるように経営改善します。
例えば赤字の居酒屋チェーンを独自のノウハウで改良して黒字体質に変えることができるのです。
そして2,3年後に高く売り抜けることを目標としています。
彼らの経営ノウハウは注目すべきものです。

Q. どのような資産が対象になるのですか。

A. ファンドによって得意な分野があると思いますが、先ほどの居酒屋チェーン以外に、アパレル・ファッションの店を入居させるビル、ラブホテル、ホテルに入っているレストラン、親会社の本業と異なる商品を扱う販売子会社という分野を得意とするファンドがあります。
いずれにしても独自の経営ノウハウを持っていないとこの競争の時代を勝ち抜くことは大変ですね。

音声でもお楽しみいただけます。LinkIconハゲタカファンドのお話

LinkIcon戻る