「プライベートバンクって何ですか」  株式会社マース・タックスコンサルティング


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プライベートバンクって何ですか

Q.お早うございます。今日はどんなお話を聞かせてもらえるのですか。

A.今日のテーマはプライベートバンクのお話です。

Q.プライベートバンクというのは私的な銀行と言う意味ですか。

A.誰でもが利用できる銀行の反対の意味で、お金持ちの為の銀行という意味です。
従って、一部の限られた個人のために、特別なサービスを提供してくれます。

Q.どれくらいお金を持っていたらお金持ちなのですか。

A. 金持ちの定義は銀行によって違いますが、外資系なら10億円以上、内資系の銀行なら1億円以上の金融資産を持っている人です。
最も、日本のお金持ちは先祖伝来の土地と家業たる会社の株をたくさん持っていますが、金融資産はあまり持っていないのが実情なので、多少この基準は弾力的に運用されています。

Q.どんなサービスが受けられるのですか。

A.そのお客さんのニーズに合わせ、どんなことでも応じてくれます。例えば、世界中の投資信託の中で最も運用実績が良いものを選ぶとか、ロンドン市内の不動産の出物情報を探すとか、お金持ちの子弟の留学先を世話するとかです。

Q.銀行ならどこの銀行でもプライベートバンクという部門があるのですか。

A. いいえ、一部の銀行だけがそういう部門を持っています。
というのは世界中にネットワークを持っている必要がありますので、どうしてもある程度大手の銀行ということになります。
スイスの銀行は伝統的にこの分野に強いですが、米国やヨーロッパの銀行もこの部門を持っています。
日本の銀行は海外部門との連携が弱く、現在、ノウハウの蓄積中です。

Q.でも、報酬も高いのでしょうね。

A.日本の銀行が弱いのは、特別な手数料収入を顧客からもらえないという事情もあるのですが、外資系の銀行は、預かり資金の額にもよりますが、預かり資金の0.5%から1%前後の手数料をもらいます。
ですから、10億円を預けますと、1,000万円位の報酬ということになります。

Q.お金持ちなら誰でも使われているのですか。

A.国内の大口定期預金で運用しても0.5%くらいの利回りですし、株もあまり値上がりが期待できないという現状に飽き足らない層が、為替リスクを承知で資金を海外で運用されています。

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